井 伊 美 術 館
当館は日本唯一の甲冑武具・史料考証専門の美術館です。
平成29年度大河ドラマ「おんな城主 井伊直虎」の主人公直虎とされた人物、徳川四天王の筆頭井伊直政の直系後裔が運営しています。歴史と武具の本格派が集う美術館です。
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※当館展示の刀剣類等は銃刀法に遵法し、全て正真の刀剣登録証が添付されている事を確認済みです。
キッシンジャー氏の警句
元・米国務長官ヘンリー・キッシンジャー氏のことばが12月27日付読売新聞の「迫る」というインタビュー記事の中にのせられている。インターネットにおけるツイッターが民主主義を大きく変えようとしているという記者氏の質問に対するキッシンジャー氏の発言は、随分重要な意味と示唆に富んでいる。諸賢の一覧にそえたい。
「…インターネットは人類の歴史を大きく変えてしまった…ボタン一押しで多くの情報を得られるようになったが、情報を記憶する必要がなくなった。記憶しなければ、人は考えなくなる。その結果、知識を受容する能力が著しく損なわれ、何もかもが感情に左右されるようになり、物事を近視眼的にしか見られなくなってしまった。この問題を研究し、対策を考える必要がある」
井伊次郎(直虎)新史料公表(一部)における
関係識者のコメントについて
昨年12月15日当館館長・井伊達夫発表による井伊直虎に係る新史料発見の件が我国の主要メディアによって一斉に報道されました。取材はそれに先立つ12月10日、及び同13日の2回都合6時間余に及ぶ濃いものでしたが、報道の反響は大きく、迷った挙句の記者会見でしたが、開催してよかったと満足しました。
ただ新聞、テレビ共、報道時間、スペースに制約があり、十分の記述報道という点では、皆さん存分の思いではなかったかも知れません。しかし、大変努力されたことが窺われ、改年の後となりましたが、遅ればせながらありがたく感謝の意を表したいと存じます。
さてその節、感想をよせられた関係識者のコメントについて答えておく必要のものもあるやに見えましたので、簡単ながら以下に書き上げてみたいと存じます。
(29.1.4.)
更新情報
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小和田氏の評言について追記しました 29.2.17
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小和田氏のブログについてコメントしました 29.1.25