​ご注意

本コーナーでは一応次郎法師が井伊直虎であったとして、次郎法師の遺品とされるものは直虎の名をもって発表しております。しかし、より正確を期するならば次郎法師が即井伊直虎であったという断定は控えた方が穏当なのです。実は史料が少ないため、井伊次郎と次郎法師とが混同され、伝説的物語化が進んでいるという気配です。実際には次郎法師と井伊直虎は別人であったという可能性が排除できない状況です。なお現在当方において井伊家古資料類の調査が進行中です。御期待ください。

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  井伊直虎が女性で、かつ次郎法師の後身であったという、恰も古来からの真実のごとき、近代の説話は、当館史料の発見によって否定されました。

詳しくは『ほんものの井伊直虎』(H28/12

★記者会見報告

  井伊直虎に関する新史料発見について  

 

 場所 安井金毘羅宮
 日時 12月10日午後2時~5時30分

     延々三時間半に及ぶ取材でしたが尚時間が足らず一部13日再取材の予定です。

  (立会い 京都女子大学教授母利美和氏)

 

報道解禁日時は平成28年12月15日午前2時ですので、それ以後を以て新聞・TV等においていち早く報道されると思います。当サイトにおいてはその後更に詳しい情報をお知らせ致しますので、今暫くおまち下さい。

   井伊直虎 特別コーナー    

平成29年度大河ドラマ 「おんな城主 直虎」

 遠州錯乱と呼ばれる混乱の時期、井伊家では度重なる合戦や謀反の疑いなどにより多くの人々を失いました。直政の父・直親も若くして殺され、後継ぎを失った井伊家は存亡の危機に立たされます。この危急に当って井伊家を護持したのが歴代ただ一人の女当主であったとされています。
 史実は別として直虎は向背定まらぬ乱世の只中を泳ぎ切り、断絶に瀕した井伊家の家名と祭祀を直政へと引き継いだ智謀の女武将ということになるのでしょう。表立って歴代中には数えられませんが、この直虎が平成29年(2017年)の大河ドラマの主人公に決定しました。井伊家というと「直弼公」ばかりで肝腎の大先祖で徳川四天王の筆頭である井伊直政(『井伊軍志』参照)や直孝(伝記執筆中)が閑却されていることを常に遺憾に思っていました。今回戦国物語中の井伊の女統領・直虎にスポットライトがあてられると、間接的に直政も注目されることになります。井伊家は「直弼公」オンリーではありません(直弼の真姿は新史料をまじえ現在執筆中-28年夏刊行予定)。この際改めて井伊家の歴史を温故し知新したいものです。


 当館は極めて少ない次郎法師(井伊直虎とされる)の遺品等直接資料を寄託保存しています。このページでは貴重な関係資料を御紹介します。

本コーナーでは井伊家創業の人々、特に直政、直継、直孝、そして次郎法師(戦国の女領主とされる直虎)に係る、遺物資料を掲出しています。
また当館の研究趣旨に賛同して各方面から関係資料が寄せられています。その内の主なものを順次御紹介致します。 

昭和40年はじめ頃の共保出生伝説の井戸(館長撮影)

井伊次郎法師(直虎とされる)

紺糸威本小札胴丸・広袖附
-次郎法師(直虎とされる)護持・
井伊家再興の胴丸-

 井伊家に係る甲冑類の中では最古の鎧胴で、正式には胴丸(古称腹巻)と称します。井伊氏は直政の前代一時滅亡に瀕し、伝来古器の殆どを失うに至りますが、唯一人の女性当主で直政の養母とされる次郎法師が辛うじて井伊の家名を存続しました。本品はその次郎法師(直虎とされる)が護持し所用したと伝える前代(直平以来)の遺品で、井伊家ゆかりとして希有な武具の遺品です。江戸藩政期は松下家に伝来しました。一部江戸期に修補されていますが室町の古態をよく残した名品です。

 

<コピー及び複製を禁ずる>

 

井伊家最古の系図

 
 

井伊直政

 

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◆おしらせ
・甲冑武具関係歴史文書史料類考証鑑定致します。

  くわしくは当館までお尋ね下さい。

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・当館では手紙・文書・メールによる一方的な質問等にはお答えできませんので
 宜しく御了承下さい。