前田利家

井伊美術館特選ギャラリー​

萌葱糸威二枚胴

萌葱糸威二枚胴

慶長元年(一五九六)八月十二日に召抱えられた津田重久が拝領したもの。津田家は代々管領細川家に仕えていたが、重久の時足利義昭に属し、のちの明智光秀、秀吉にそれぞれ仕えて九州征伐以後関白秀次の御馬頭を務め、文禄四年(一五九五)秀次没後、利長に召し出された。大聖寺攻撃では首一級を討取り、さらに鉄砲で大股を負傷しながらも落馬せずに戦った。この功績により新参者ながら大聖寺城番を務め、知行五千五百石を禄した。この胴は本伊予札を萌葱糸で威したもので全体に金箔を押すなど、桃山時代の特徴をよくあらわしている。 (寄託調査品)

采幣

采幣

前田利家所用

軍扇

軍扇

前田利家所用