岡崎市美術博物館 「徳川四天王本多忠勝と子孫たち-岡崎藩主への軌跡-」展
岡崎市美術博物館「徳川四天王本多忠勝と子孫たち-岡崎藩主への軌跡-」展へ黒田長政他連署状を資料協力しました。 連署状は慶長五年八月十九日付で、関ヶ原の前哨戦において、木曽川を渡河し、岐阜攻めを決定した東軍の混成部隊の黒田長政・徳永寿昌らから井伊直政・本多忠勝の両監軍に対しその状況を説明し、併せて家康の一刻も早く出馬を促したものです。読後火中の秘密文書がこうして遺されてるのも興深く、文書の重要性が当時から承知されていた証左です。井伊直政と本多忠勝が並んで手に取ったところを想像すると興趣を感じます。 『符諜余禄』所収の重要文書です。 今回が外部初公開となりました。
◆期間 7月7日~8月19日